ダイヤグラム



そのまま流れるまま 行き着く場所まで行こう

汚れた下弦の月を 電子レンジが溶かして

「さよなら」告げた後で 零れた音は何だったの?

水溜り越える夜が 明ける気配はないようさ


あるがままで 幼いままで 脆く軟いその繋がりで

夢を描いたあの頃さえも ねえ 忘れてしまいそう



崩れた夢のかけら 集めて 重ねて 壊して 泣いてた

僕の胸が受け止めたその弱さを


巡り会えたこの世界から忘れ物を捜しにいこう

例えそこに何もなくても 二人は笑っているよ



僕たちは炭素 鉛筆の芯のよう磨り減らして跡を残す

例えば優しい嘘を付いた時のあなたの笑顔のように



あるがままの幼いままの 脆く軟いその繋がりの

ままじゃいられない あの宝石に僕たちはなるんだから


切なすぎた季節を越えて僕は君を迎えに行くよ

ずっとずっと 笑っていておくれ もう一人にはしないからね


何度でもみつけるよ 僕たちの輝きを